2014年4月28日月曜日

ニコニコ超会議で大事なことを思い出した話



ニコニコ超会議3、行ってきました。

ニコ動は昔から使ってますがニコニコ超会議は初参加で、サイトを見てもいまいちどんなイベントか分からず不安だったのですが、結果的にはかなり楽しかったです!
写真もたくさん撮ったので、普通のレポートも今度まとめますが、今回はそれとは別にニコニコ超会議行って幾つか大事なことに気がついたのでそれを今の内にメモしておきます。

1. ユーザーは人間だということ

前に「一行のログの向こうには、一人のユーザーがいる」というブログを読んで、肝に銘じないとと思っていたのですが、それを体感出来ました。
ネットの仕事をしていると、本当のエンドユーザーと実際に会う機会ってあまりなくて(更に僕の場合はコンテンツ事業者へのコンサルみたいな立場ですし)、気をつけてはいても「ユーザー=一行のログ」っていう気持ちになっちゃうことがある。「ユーザーのことを考えて」とか口では言ってるけど、ユーザーって誰だか実感として全然わからないのです。そういう意味で、ネットサービスでリアルにこれだけのユーザー集めてイベントやるっていうのは本当に素晴らしい試みだと思う。僕らはサーバーのログから算出されるメトリックスを改善するために仕事をしてるのではなく、このリアルの人たちを幸せにするために仕事をしないといけないんだよね。

2. 大事なのはコンテンツだということ

最近ネットサービスに触れても、ビジネス面か技術面のことばかりに目が行くようになっていることに気が付きました。ビジネスモデルとか、広告の位置とか、UnityかCocosかとか、そういうのって実はユーザーにとってはかなりどうでもよくて、コンテンツの面白さが一番大事なんだよね、本当は。
今日久しぶりにニコニコ組曲を聞いて、ビジネスも技術も知らずにただただ「おーっくせんまん」とか歌ってたころの楽しかった気持ちを思い出しました。こういう視点を失うと、なんか段々とずれたことするようになっちゃうんだと思う。

3. 自分が古いおっさんになりかけているということ

ニコニコ超会議に行くにあたって最近のランキングをチェックしたのだけど、なんか全然わからなくて、思わず6,7年前のランキングに切り替えてました。すごい懐かしくて「昔のニコ動は面白かったなぁ。。」とか思ったりしたのです。でもこれって、結局Mステが分からなくて懐かしの歌謡ショーを見るおっさんと同じなんですよね。
会社では若い世代ではあるものの、実際には着実におっさんになってます。別に無理して高校生と同じもので盛り上がる必要はないと思うのですが、最初から「分からない」というようなおっさんにならないようにしないと。

まぁなんやかんや言いつつ、統一感のないごちゃごちゃ感が文化祭みたいで楽しかったです!来年も行きたい!!