2014年4月2日水曜日

[本感想]「ウォートンスクール ゲーミフィケーション集中講義」

 

Booklive 3周年キャンペーンで「全本半額」というのをやっていた時に衝動買いした本。
ゲーミフィケーションとは、簡単に言うと「ゲームで用いられているモチベーションの仕組みをゲーム以外(ビジネスとか)にも応用したらいいんじゃない?」というもの。例えば、お店でもらえるポイントカードとかもある種ゲーミフィケーションの一種です。
本書は、「集中講義」というだけあって実用書というよりは体系的な教科書といった感じです。また、ウォートン・スクールというのはビジネススクールなので、ビジネスへの応用を主眼において書かれています。

ゲーミフィケーションのツールとして一般的なのは下記の3つ。
  • ポイント
  • バッジ:何かの条件でユーザーに発行するもの
  • リーダーボード:他者と比較するもの
一件、簡単にビジネスに組み込めそうなのですが、これらのツールを使うためには様々な注意点や、準備が必要ですよ、というのが書いてあります。
基本的には「他者のモチベーションを上げる」話なので、企業のマーケティングかチームマネージャー向けな気がしますが、自分の作ったソフトを会社の人にデバッグして欲しいと思っているエンジニアの例なんかも出てきて面白いです。
いつか仕事で使えそうな場面に出会ったら読み返そうと思います。