会社のすごい先輩に勧められて読んだ本。かなり厚い。2000年に書かれた本で、著者アラン・クーパーはVisual Basicの開発者。
ざっくり言うと、「操作デザイン」というのの大切さをひたすら述べてます。
内容としては、前半がよくある開発現場の問題点。後半が操作デザインのツールの話。
ちょっと内容がくどいけれど、とにかく15年前に書かれたとは思えないくらい現在でも通用しそうな内容。これ全部満たして開発したら、すごく良い製品が作れるんだろうなぁ。
プログラマ、マーケター、営業、経営者、どんな立場の人が読んでも耳が痛い内容だと思う。「操作デザイン」っていう工程がめちゃくちゃ大事で、それはプログラマがやることではなくて、プログラミングよりも先にやるべきことなんです。
長いし内容も濃くて読むの疲れるけど、ユーザーインターフェースについての考え方の根本を学ぶ本として、おすすめです!