2011年7月21日木曜日

Lionを使ってみた



Max OS X Lionを数時間ほど使ってみてのレビューです。Lion導入の参考にどうぞ。
どちらかというと、日常レベルで実感できそうな点を挙げていきたいと思います。

Mission Control


Lionの目玉のひとつ。「SpacesとExposéをひとつの画面で」っていう感じです。WWCDで発表されたときは凄い格好良く見えたのですが、実際使ってみるとそこまで感動するほどじゃなかったかな。Twitter見てると賛否両論のようです。
Spaces+Exposéでスペース間をウィンドウをサクサク移動するっていうのが出来なくなったのが少し不満。

Launchpad


LionがiOSっぽいのは有名ですが、その最たる例がこれです。iPhoneなどのホーム画面のように、インストールされているアプリが一覧で見れます。
ぶっちゃけDockがあればいらない気がする…というのが正直な感想です。普段使うアプリとか限られていますからね。
ちなみに、iOSと同じようにアプリをまとめてフォルダを作ることができます。フォルダの名前変更方法が分からずちょっと困ったのですが、フォルダを開いた状態でフォルダ名をクリックするとフォルダ名を変更できるみたいです。


新Exposé

マイナーチェンジですが、個人的にこれはGoodです。アプリ内でのExposéとなり、「そのアプリで開いているウィンドウを全て表示する」というのが基本機能です。この「全て」というのは、全てのスペースにあるウィンドウを表示してくれます。
これだけなら普通なのですが、「そのアプリで最近使ったファイルを表示してくれる」というおまけが地味に良い。この機能はオフィス系アプリやプレビューなどで重宝するのでは。

マルチタッチ

Appleのサイトで新機能として挙げられていたもののひとつ。自分は今までBetterTouchToolというアプリを使ってかなり自己流にカスタマイズしていたので、あまり感動はありませんでした。
ただ、個人的にトラックパッド+マルチタッチの便利さはMacを使う大きな理由のひとつなので、今まであまり活用してなかった人はこの機会に使いこなすと良いかも。

再起動

再起動するとき再起動前の状態を保存してくれるというもの。再起動する機会は多くはないですが、再起動するたびにすべてのアプリを閉じて…という手間が省けるのは便利です。

(以下のふたつは、まだ使っていないものです。)

AirDrop

近 所(9m以内)にいるMacユーザーとファイル共有できるという機能。まだ使っていないけど便利そう。一時的なDropBoxという感じで、Finder にAirDropというディレクトリができて、そこにドラックアンドドロップでファイル共有できます。P2Pを用いるそうなので、大学で使うのは少しためらわれる…

オートセーブ

もの凄い期待してたのですが、対応アプリでしか利用できないためまだ使えてません。iWorkとTexshopはアップデートすれば対応するらしいので、近いうちにアップデートしたいです。
いずれにせよ、対応アプリが充実するまではあまり恩恵を受けられないかも…
 
その他

スペースごとに壁紙が変えられるようになりました。今自分がどこのスペースにいるのかが瞬時に分かるのは地味に便利です。ちなみに、全画面でウィンドウを表示しているときも画面上部のバーは半透明なので、その色を見ればどこのスペースにいるか分かります。
困った点としては、プリンタが使えなくなりました。これはOSアップデートの宿命なので潔く受け止めます。

色々言いましたが、2600円と格安ですし別に損をした気はしないです。
今回は特にマイナーチェンジのオンパレードなので、Snow Leopardからの変更点を探すが結構楽しかったりします。